スニーカー・シューズ(靴)の関連用語
シューズ本体を金型の上に乗せ、金型に空けられた小さな穴からウレタンの液体を射出・発泡させて、アウトソールの形成及びアッパーとの貼り合わせを行う製法のこと。
ソール全てがポリウレタンで形成されているモデルは、インジェクション式製法です。
インジェクション式製法(射出成形式製法)によって形成されたアウトソールのこと。
メーカーが発行するカタログに掲載されているモデルのこと。
足の親指と小指の付け根部分の周囲の長さ。
"width"をカタカナにすると色々な呼び方(読み方)がありますが、ワイズと言われる場合もあります。日本ではウィズ又はワイズの読み方が浸透しています。
ニューバランスの場合、ベロの裏にあるサイズ表記タグには"USサイズ"と"ウィズサイズ"が併記されています。ちなみにニューバランスはウイズという表現を使っています。
スニーカー・シューズのミッドソール部分にEVA素材を使用したソールのこと。
左の画像では白と緑の二層部分がEVA素材になります。
EVAとは"Ethylence-Vinyl Acetate(エチレン・ビーニル・アセテート)"のことで、軽量で弾力性に優れているのが特徴です。
1970年代中期にEVA素材のミッドソールを世界で初めて採用したのはブルックスと言われています。現在でもEVA素材は多くのシューズに採用されています。
ポリウレタン素材とは違い、EVA素材は加水分解による劣化は起こりません。
商品に契約したスポーツ選手の名が冠されたり、シグネチャ-(サイン)が入っているモデルのこと。
人造皮革のこと。
本来は売れ残りの在庫品という意味ですが、ヴィンテージ市場において、生産終了したモデルで、尚且つ一度も使用していない新古品の物を指すときに使われます。
スニーカーに限ったことではないですが、トリコロールカラーとは、赤・青・白の三色を指します。
靴本体とゴムアウトソールを未加硫のゴムを挟んで接着し、硫黄入りの加硫釜で熱と圧力をかけて圧着する製法です。日本語で加硫製法とも言います。
最後に加硫釜にいれることにより、未加硫のゴムに硫黄が加わり、より密着度が高くなります。
バルカナイズ製法を採用しているメーカーにコンバース、プロケッズ、バンズが挙げられます。
バルカナイズ製法によって形成されたアウトソールのこと。
甲の部分を両側から覆う形になっているタイプ。ダービーカットともいいます。
"Brand New In Box"の略で、新品箱付きのこと。
スポーツチェーン店、スニーカーショップなどがインラインモデルのカラーやディティールなどを企画し発注したもの。
ヘリンボーンとは「ニシンの骨」という意味で、魚の骨のようなアウトソールパターン(模様)のこと。
スニーカー・シューズのソールにポリウレタン素材を使用したソールのこと。PUソールとも言います。
特徴は軽量で弾力性もあり、耐摩耗性に優れています。一番の難点として10年前後経過した場合、加水分解を起こしてソールがボロボロになってしまいます。
ちなみにアディダス独の場合、1975年からセンペリット社製のPUソールを採用し始めます。
シューズを製造するうえで最も重要な木型のことです。
欧米人と日本人では足型が異なり、一般的に日本人は甲高・幅広と言われています。その為、海外メーカーでは日本人向けのラストを採用したシューズも数多く販売しています。