DMX(ダイナマックス)
1990年代初期にリーボックが開発したエアによるダイナミッククッショニングシステムのことです。
前足部と後足部に一つずつのチャンバー(空気室)とそれをお互いに繋ぎ合わせるチャンネルを設けたデザインで、中の空気が自在に動く構造となっています。これによって踵の着地からつま先の蹴り出しまでの一連の動作の間、空気が流動的に動き、衝撃吸収と反発をほぼ同時に実現しています。
DMXは元々ウォーキングシューズに採用されていました。現在ではこのDMX構造のシステムは、"DMX ムービング・エア・テクノロジー"と総称しているようです。
DMX2000(ダイナマックス2000)
ウォーキングシューズに採用されていたDMXを更に進化させたのがDMX2000です。
従来はミッドソールに埋め込まれるチャンバー(空気室)は前足部と後足部の各1つずつでしたが、コンピューター解析によって、これを5つに細分化し重心のかかる部分に再配置しています。
1997年に発売されたランニングシューズ"DMX RUN 10"に初めて搭載されました。
3DMX
DMXと3Dウルトラライトを組み合わせたクッショニングシステムです。
3Dウルトラライトの軽量性、耐久性とDMXの優れたクッショニングを兼ね備えています。
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