プーマのロゴマーク(トレードマーク)について
ここではプーマのトレードマーク・ロゴマークについて紹介していきたいと思います。
まずは基本的な知識から紹介したいと思います。
正式な名称は無いと思いますが、ジャンピングプーマ、ジャンピングキャットなどと呼ばれる場合もあります。
トレードマークの動物はピューマ(PUMA)です。PUMAは英語でピューマと発音します。
ピューマは別名アメリカライオンと呼ばれ、北米から南米にかけて生息するネコ科の動物です。
左の画像は1979年のドイツのカタログです。1970年代~1980年代前半頃のカタログの表紙にはよくピューマが使われています。
プーマのマークに目が付いている物のことです。ヴィンテージの分野では通称"目付きプーマ"と呼ばれます。
1970年代に多くみられ、ヴィンテージスニーカーのベロやヴィンテージジャージのタグには目が付いている物があります。
他にもいくつかのパターンが存在し、目は付いているものの口が無いデザインや前足(上腕三頭筋)部分に切れ込みが無いデザインなどもあります。
歴代のロゴ
様々なパターンのあるプーマのロゴですが、プーマの歴史を語る上で重要なロゴを登場年順に紹介していきたいと思います。
"D"の文字をネコ科の動物が潜っているロゴ。
"D"は"Dassler"の頭文字。
"D"の文字をネコ科の動物が潜っているロゴに"PUMA"の文字が追加。
上記のロゴに"RUDOLF DASSLER SCHUHFABRIK"の文字が追加。ルドルフ・ダスラー・シューファブリックと読みます。
RUDOLF DASSLERは創業者の名前で、SCHUHFABRIKは製靴工場という意味です。
上記のロゴで使用されていたネコ科の動物に若干のデザイン変更が加えられたロゴ。背筋や尾が伸びています。
1970年代のイタリア製シューズに使用されているのをよく見かけます。アッパーサイドに"PUMA"の文字と伴に金印字されます。
現在でも使用されるプーマのトレードマークです。プーマと言えばこのロゴです。
ドイツ・ニュルンベルクの漫画家Lutz Backesによってデザインされました。
"PUMA"の横にジャンピングマークのロゴ。
このパターンのロゴは、当時のシューズや現在のスニーカーのサイドに使用されていたりもします。
"PUMA"にフォームストリップのロゴ。
"PUMA"の文字とキャラクターのロゴ。
キャラクターの名前は"SUPER PUMA"と言います。
このロゴはTシャツやステッカーによく使われています。
上記ロゴの別バージョン。
"PUMA"に斜め上に配置されたジャンピングマークのロゴ。
現在でもよく見るロゴデザインです。
上記ロゴの"PUMA"の部分にフォームストリップが描かれているロゴ。